Androidアプリケーション開発におけるpaddingとmarginの違いと使い方

padding（android:padding）とmargin（android:layout_margin）の違い

paddingはView自身の内側に余白を作ります。
marginはViewの外側に余白を作ります。




パディング（padding）とは？
paddingはView自身、内側の余白を定義します。
Viewクラスで定義されている属性のため、どのViewであっても定義することが出来ます。

xml属性
padding（左上右下）
paddingLeft
paddingTop
paddingRight
paddingBottom

取得メソッド
getPaddingLeft
getPaddingTop
getPaddingRight
getPaddingBottom

設定メソッド
setPadding(int left, int top, int right, int bottom)


マージン（margin）とは？
marginはViewの外側の余白を定義します。
（※使えない場合もあります。）
paddingは直接Viewに対して定義しますが、marginはMarginLayoutParamsクラスを介す必要があります。

xml属性
layout_margin（左上右下）
layout_marginLeft
layout_marginTop
layout_marginRight
layout_marginBottom

取得メソッド
leftMargin
topMargin
rightMargin
bottomMargin

設定メソッド
setMargins(int left, int top, int right, int bottom)

レイアウトのLayoutParamsクラスはMarginLayoutParamsクラスを継承しているため、 LayoutParamsクラスを使ってアクセスする。
paddingと異なっており、xml属性の接頭辞にlayout_と付いているのはこの事を示している。

プログラムでmarginの値を操作するにはMarginLayoutParamsクラスのインスタンス変数を使います。